なつい | 日記

なつい

最近自転車が暑いです。
しかし福岡も暑いです。
昨日帰ってきた先輩が「神戸より暑い気がする」
ってつぶやいてました。


昨日5時間ほどチャリに乗ってました。もちろんあっちので。
ダッシュしてみたり海岸を眺めながらゆっくり走ってみたり
トータルで100kmくらいでした。脚にキテマス。
理想としては200kmくらいaikoのカブトムシを歌いながら、
かつ高速ママチャリライダーを軽く抜き続けられるような
そんな脚力がほしい。


自転車を漕ぐスタイルには大きく2つに分けられます。
正式名称は分かりませんが、「回転型」と「トルク型」です。
平べったく言えばくるくる回すかがつがつ踏むか、です。
トルク型に必要なのはパワーです。おそらく。
回転スピードは遅いのに速い。やつらは脚がぶっといです。
知り合いにこのタイプの人がいて、ぶっといです。
もちろん速いです。しかし驚くなかれ。
近距離パワー型というわけでもないのです。
アイアンマンで180km平気で漕いでます。もちろん上位で。
僕としては意味が分かりません。
筋力が多いのは長距離選手として不利なはずなのに。
体脂肪じゃないから効率よく運べるのでしょうか?
いやでも体が重いことに変わりはないはず。
物理の授業でも習ったように質量mが大きいと
それを動かすのに必要なエネルギーも大きくなるはず。
ということはこの人は人よりもエネルギーの産出量が大きいのか?
それにはかなりの心肺能力が必要なはず。この人すげぇ。
このようにトルク型はパワーが必要で、私みたいな細い人にはなれません。
何よりあんなぶっといのは・・・お嫁に行けないじゃない。
回転型はペダルを踏むというかまわして持っていくという感じです。
だいたい100回転強/分くらいが私の目標です。
筋肉の疲労が少ないです。坂道だってくるくる登ります。楽しいです。
自転車競技において回転で走るのは基本です。
長距離型の人はみんな細いです。太くてもサッカー選手くらいです。
実際昨日は回転のみ意識してたからあんだけ乗れたんだと思います。
しかし、かといって練習で回転だけをやってても速くはならないんです。
回転型の人もパワーは必要なんです。
練習ではくるくる回す以外にがつがつ踏む練習が必要なんです。
遅筋を鍛えるだけでは速くならないのか・・・
遅筋は比較的低負荷で鍛えられます。
負荷が大きくなると代わりに速筋が力を出します。
持久力は遅筋が支配的な運動です。
ということは持久力の時に速筋も出力しているのか?
うーむ、奥が深いです。
この発達のメカニズムが理解できればもっと効率よく成長できるはず。


今世界中のスポーツ科学者がこのことについて研究してるんだろうな~。
もし完全に解明できたら世界記録はどんどん伸びるんだろうな~。
でももしそうなったら競技としては面白くなくなるんだろうな~。
やだな。世界陸上がつまらなくなってしまう。
粋な科学者が、この辺で研究するのやめようや、
みたいな感じで研究がストップしたらめでたい気がする。
いつまでもレジスタンス競技が面白いものであってほしいです。